グアテマラ語学留学 先生と街散策編 アンティグア郊外を訪れる

こんにちは! 皆様お元気でしょうか。グアテマラは晴れが続きとても気持ちがいいです。

今回は前回に続き、グアテマラスペイン語学校についてです。前回の記事は筆者の通う学校の特徴や、授業外での無料アクティビティについて紹介しました。そして今回は、金曜日の校外学習について筆者の経験を綴っていこうと思います。

 

水曜日/金曜日の校外学習

筆者の通うAntigueña Spanish Academyでは水曜日と金曜日がスペイン語の実践的な会話練習の日です。なのでこの曜日に学校で会話の練習をするか、近くの街などに校外学習に行くか選択できます。先生に行きたいという旨を伝えれば行けます。先生によってはあまり行きたく無いという方もいそうですが、、大概は他の学生やその先生たちと数人〜数十人で行きます。街を散策しながら先生と会話練習するだけでなく、例えば市場でグアテマラの野菜や果物について教えてもらったりとグアテマラの現地のことを沢山教えてもらえます。それでは次の章から筆者が訪れたアンティグア郊外の街を紹介します。ちなみにバスはメルカドの横にバスの停留所があり、目的地に行くバスに乗ります。目的地によってはバスの本数が少ない場合もあるので、事前に確認することをお勧めします。

 

アンティグアと周辺のPueblo

①Santa Maria de Jesus

Santa Mariaはアンティグアの南東に位置する街です。カミオネタ(チキンバスとも呼ばれる)で30分ぐらい、Q5です。市場や現地の墓地に行きました。

 

トルティーヤや揚げ物を作っている女性たち。筆者は食いしん坊なのでほぼ一通り購入して食べました。卵をつけてあげた野菜でとても美味しかったです。

市場の野菜。アンティグアの市場よりは小さかったです。グアテマラの市場はカラフルでいつ行っても楽しいです。

上とは別のお店で買ったtakito。チチャロンという豚の皮を揚げたものが入っていて、キャベツとトマトソースがかかっています。値段は忘れましたがQ5とかQ6だったと思います。

 

②San Juan de Obispo

この街はカミオネタで15分ぐらいです。Q3です。

教会のある広場に行った後、Chocolate Antiguaというチョコレート工房とその近くにあるビワのワイン工房に見学に行きました。チョコレートドリンクは格別美味しく、お米、カルダモン、ミント、アーモンド、チリなど様々なフレーバーを販売しています。しかも全て100%ナチュラル。その後は先生のお友達(この方も同じ学校の先生)のお家にお邪魔して、みんなでコーヒーと伝統料理のtamalesを作りました。

この日は1日でいろんな体験ができたわけですが、特にこの先生のお家での体験が個人的に最高に楽しかったです。

 

これは先生のお家のコーヒーの木。コーヒーの実を一粒ずつ収穫していきます。そしてこの実の中に白い種が入っています。それを乾燥させたものがこちら。って先生が出してきてくれたのが下の写真。3分クッキングみたい。笑

乾燥させると種の皮がパリパリになるので、一つづつ皮を剥きます。

皮が剥けたらコーヒーを煎ります。段々とコーヒーの良い香りがします。

コーヒーが煎れたらこのように粉にしていきます。熱湯で淹れたら美味しい自家製コーヒーの完成。できたて新鮮コーヒー本当に美味しかったですし、何よりコーヒー作るのってこんなに手間がかかるんだ〜って、新しい学びでした。

 

これはtamales(タマル)というトウモロコシの伝統料理を作っている写真。とうもろこしの粉と水、油、塩、チピリンという葉っぱを入れてよく混ぜます。それをバナナやとうもろこしの葉っぱに包んでいきます。中にfrijoles(豆のペースト)を入れることも。

包めたものがこちら。

鍋に水を入れて茹で蒸しにしていきます。

完成したのがこちら!アボカドや他のお野菜を副菜に、タマルにはトマトソースをかけていただきました。美味!また現地の料理を知れるなんて、こんな貴重な機会をいただけてとっても嬉しかったです。日本でも作ろ〜っと。

③San Miguel 

サンミゲルはciudad viejaとalotenangoの間にある町で、オーガニックのマカダミアを栽培する農園があります。バスで30分ぐらいです。バスの値段は忘れましたがQ10以下です。

Valhalla Macadamia Farm

マカダミアの栽培と加工のための過程を見学できます。オーガニックのマカダミア製品を購入できますよ。

そのあとは近くのビール専門店に。筆者はその時期お腹が痛くて飲めませんでしたが、色々な種類のビールが楽しめます。値段は割と高め。日本と同じくらいの値段と考えてください。

 

④San Andrez Itzapa サンアンドレス・イツァパ

ここはバスで30分~40分ぐらいの場所です。アンティグアからはQ10ぐらいだった気が。。少し遠いので他のところより少し高かったと思います。まあQ10あれば十分です。

この町にはsan simonという神様が祀られているお寺があります。信者は主にマヤの方々。

以前実在していた人物みたいです。サンシモン(またはマシモン)は信者の願いならなんでも聞くという神様で、捧げる蝋燭の色によって願い事がわかります。赤なら愛、黄色は健康など、また黒色の蝋燭は嫌な人の不幸を願うものだとか。puroと呼ばれる葉巻をふかし、口に含んだアルコールをマシモンの像に吹きかけて参拝します。

 

花や果物、お菓子や蝋燭でカーペットのようなものを作り、油をかけて燃やしながらお祈りされていました。

愛のお願い事。薔薇の花びらを使ったハートで可愛い。

中はこんな感じ。蝋燭が沢山立っていて膝をついてお祈りする人々。膝で歩くのを何度も往復して痛みを堪えることで、神様への願いが届きやすくなるとか。ちなみにグアテマラの他のカトリックの教会でも同じように膝歩きの往復をする人々がいます。

サンシモンへのお礼を書いたパネルがびっしりと壁に貼られています。

サンシモン宗教場を訪れたあとはmercadoへ。やっぱり食べ物見ると食べちゃいますよね。笑

 

まとめ

いかがでしたか?学校からこんなにいろんな場所に行けるなんて、すごくないですか?毎週金曜日が楽しみで仕方なかったです。道中も先生と沢山話せますし、その土地のことを色々と教えてもらえます。カミオネタ(バス)では金品だけしっかりと持っておけば特に問題はありません。居眠りとかしなければ全然大丈夫です。アンティグアに来た際には是非周辺の町を訪れてみてくださいね。