グアテマラ イザバル県 サバイバルな一日?! 野ブタに追いかけられ山をかける少女
こんにちは!日本では暑さが続くようですが、皆様どうお過ごしでしょうか。
前回に引き続き、今回はグアテマラ国内旅行のイザバル県編です。前回のペテン県編を読んでいない方はこちらからどうぞ。
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第一章 リビングストンへのアクセス
第一節 ペテンからイザバルへの移動
第二節 リオ・ドゥルセからリビングストンへのアクセス
第二章 川沿いのホステル滞在
第三章 リビングストンでの1日ドキドキ体験
第一節 Siete Altares
第二節 リオ・ドゥルセからアンティグアへの移動
第一章
第一節 ペテンからイザバルへの移動
前回記載した通り、筆者はフローレス島を拠点としてティカルやヤシュハ遺跡にいきました。
その後シャトルバスでフローレス島からリオ・ドゥルセに移動しました。
値段はQ125で4時間程度です。フローレスの旅行会社から前日にバスを予約しました。
第二節 リオ・ドゥルセからリビングストンへのアクセス
リオ・ドゥルセからリビングストン、または川沿いのホテルへのアクセスは少し厄介です。
船でのアクセスしか無く、リオ・ドゥルセ発とリビングストン発の公共ボートが午前9:30と午後2:30に出ています。リオ・ドゥルセからリビングストンまではQ125。1時間ほどで着きます。
リビングストンに行きたい場合は余裕を持ってリオ・ドゥルセに着くようにしましょう。
リオ・ドゥルセの船着場の前にCafetelia Califatoというカフェがあり、その中にRio Dulce Travelという旅行代理店があります。そこでボート料金を払います。ちなみにフローレスやアンティグア行きのシャトルバスの予約などもできます。筆者の滞在したホテルはリビングストンよりも手前にあるのでQ110でした。
第二章 川沿いのホステルでの滞在
筆者はリオ・ドゥルセとリビングストンの間にあるホテルに2泊しました。
午後2:30にリオ・ドゥルセ発の公共ボートに乗り1時間弱のボートの旅。
ホテルに到着したら早速、1時間Q10でカヤックを借りて近くのマングローブを探索!
様々な植物と野鳥の声を聴きながらドキドキだけどのんびりとマングローブの自然を満喫。
交通手段がかなり限られているのでなかなか身動きがとりにくかったです。夜ご飯をリビングストンで食べたかったのですが、行けないのでホテルで食べることに。量も多くおいしかったですが、Q70とけっこうな額でした。
朝食、昼食、夕飯はついておらず、アメニティも無い。さらに食べに行く交通手段も無い。ということで選択肢がかなり限られていました。
それでも自然は大満喫できたので満足でした。
夜は虫とカエルが沢山。これも大自然の一興ですね。笑
それから真っ暗なので星が最高に綺麗に見えました!
このホテルはリビングストンまで公共ボートと同じ値段のQ60でボートで送ってくれるのですが、最低人数が2人で、筆者が泊まったときは宿泊客が少なくリビングストンに行きたい方がいなかったので、公共ボートしか選択肢がありませんでした。
リビングストンを訪れたい方は交通に関してよく計画した方が効率よく回れます。それか現地での宿泊ですね。ですが宿泊費はリオ・ドゥルセもリビングストンも高めです。
第三章 リビングストンでドキドキな1日
そんな訳で2日目は午前10:30にホテルを出発してリビングストンに行きました。ちなみに前日の晩御飯のボリュームで朝ごはんは食べず出発。
帰りの便はリビングストン午後2:30発の便が最終なので、現地の滞在時間は約3時間。
なにしようかな〜と考えていると他の旅行客がSiete Altaresをお勧めしてくれたので、そこに行くことに。
第一節 Siete Altaresまでの道のり
シエテ・アルターレスは入り口までトゥクトゥクで行きます。約15分でQ5ほどです。
そこからビーチに沿って45分歩きます。
さすがグアテマラのカリブ。海の色は青く穏やかな水平線を背景に、地元の子供たちが水浴びをしていました。何と心地よい景色なんでしょう。
ですが、道中ビーチは漂流ゴミでいっぱいでした。環境問題を実際にこの目で見ました。
特にプラスチックゴミ、靴、ありとあらゆるゴミで溢れていました。
まあこんな感じでひたすら45分歩きました。汗だくでムワーと暑いですが、海を見ながらの散歩はしんどく無いですね。途中から少し山手に上がって行きます。
そんな時、、、、サンダルの緒が切れた!!! こんな蟻だらけ岩だらけの山を裸足で歩くなんて!と思いましたが仕方ないので片足裸足で歩きやっとSiete Altaresへ到着。 入場料はQ20です。
汗だくでやっとの思いで到着。景色は最高。泳げますよ!
涼しくて水の色がとっても綺麗!
ですが岩場を裸足で歩くのがなかなか痛くて一番上まで登るのは断念。時間も無かったので引き返すことに。
というところでサンダルのもう片方も壊れました。
ということで蟻を避けながら裸足で歩いていると、、、
5匹ぐらいの野ブタに後ろから全速力で追いかけられる!
もう焦りすぎて写真どころじゃない!怖すぎて訳もわからず裸足で山の中を全速力で逃げる!!!そしてビーチへ飛び降りました。
あんなに可愛い小さい豚なのに、、鳴き声は野良犬で、木の棒で振り払うこともできず、かなりのスピードで追いかけられました。
あー怖かった。。。一瞬のことで何が何だか、、、足痛ーーい!笑
まあそれから追いかけられることは無く、再びビーチ沿いを歩き、トゥクトゥクでサンダルを買いに。
結局そんなこんなでお昼ご飯を食べる時間は無く、ココナッツだけ飲みました。
冷たくて甘くて美味しかった。
そして公共ボートの最終便でホテルに帰りました。
先住民族が多いアンティグア周辺にずっと住んでいたので、黒人とマヤの人々がこのように共存しているのを見るのはなかなか新鮮で興味深かったです。道でブレイズをしてもらえますよ。
リビングストンの治安はあまり良くは無さそうでした。夜に1人でウロウロするのはなるべく避けた方が良さそうな雰囲気。
夕食はホステルで食べませんと言ってしまっていたし、現地の伝統料理をどうしても食べたくて、結局ホテルの近くにあるレストランに1人でカヤックを漕いで行くことに。他に手段は無いのでね。笑
ユラユラしながら川に落ちて流されないかドキドキしながらカヤックを漕ぐこと約15分、近くのレストランに到着。カヤックを停めて中に入ると、店員さんの心地良い接客と美しい川の景色が、山で野ブタに追いかけられて裸足で爆走したこととか、移動手段がない不便さとか緊張感とか、全て癒してくれました。1日なかなか面白い経験をしたな、と。
ということで長い1日の末やっとご飯にありつけました!
そしてもちろん、ずっと食べたかったリビングストンの郷土料理Tapado タパド。
Q100しますが、これでもリビングストンで食べるよりもQ10安いです。
もう見てわかるうまいやつやーん。
しかも魚が完全な揚げじゃなくて、揚げ焼き!油濃すぎず、あっさりと塩がかかった白身魚。美味しく無い訳が無いでしょ。
で次!スープは、プラタノ(甘くない大きなバナナ)、海老、蟹をココナッツミルクで煮込んだもの。ココナッツミルクに魚介の旨味がギュン。これも美味しく無いわけがないですよね。絶品。グアテマラ料理の中でダントツ一位の大好きな料理になりました。
思い出して書いているだけで大興奮、取り乱してしまうほど笑、本当においしかったです。
イメージはタイのココナッツカレーみたいに辛くなく、さらに魚介の旨味とコクが足された感じ。
ということで美味しいご飯を食べた後は再びカヤックを漕いでホステルに。
川の景色を眺めながら1日を振り返る。
1日すごく疲れたけど、自分がどれだけ不便なく暮らしているのか、食べること、住む場所があることのありがたさや、自然の中に住ませてもらっているという意識、色々と貴重な経験ができたと思います。
第二節 リオ・ドゥルセからアンティグアへの移動
帰りのボートとシャトルバスはホステルのおじさんに予約してもらいました。
朝の10時に公共ボートにホステルに来てもらい、そこから1時間弱ボートでリオ・ドゥルセへ。ボートの運転手にQ110払いました。そしてリオ・ドゥルセの船着場にある観光代理店でアンティグア行きのシャトルバスにQ250払い、午前11:00発のバスでアンティグアに到着。
行きはフローレスまでQ350で時間も12時間でしたが、リオ・ドゥルセからアンティグアは距離が少し短いのでQ250で所要時間も8時間でした。
まとめ
一人旅ということで、交通面で少し不自由なところもありましたが、大自然と冒険でワクワクドキドキが止まらない旅でした、
冒険好きな方は是非、リビングストン訪れて大自然を体感してみてくださいね!