グアテマラで一人旅! アンティグアからペテン県フローレスまで12時間のバス旅 ティカル、ヤシュハなど周辺の観光情報
こんにちは!皆様体調いかがお過ごしでしょうか。
筆者は弾丸の1人旅行に行ってきました。ということで今回はペテン県への旅行について書いていきます。
ペテン県編
今回は第一章から第三章にわたり内容盛り沢山です!
第一章 ペテン県で筆者が訪れた場所を紹介!
第二章 アンティグアからのアクセスとヒント
第三章 ペテン県フローレス周辺のご当地グルメ
第一章 ぺテン県で筆者が訪れた場所を紹介!
① Tikal ティカル遺跡
グアテマラと聞いてティカルを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。マヤの遺跡がある国立公園で、文化遺産および自然遺産です。熱帯雨林に囲まれており、様々な生物が生息しています。
入場料は外国人はQ150、現地人はQ25です。Banruralという銀行があるので、そこで入場券を買う必要があります。Banruralはグアテマラ国内に沢山あります。アンティグアにもフローレスにもあります。日の出ツアー、日の入りツアーに行く場合は追加でQ100が必要です。旅行会社を通してツアーに参加する場合はチケットを購入して渡してくれる場合もあります。
ティカル遺跡を訪れる際は是非ガイドさんに案内してもらいましょう。やはりただ眺めるだけよりも、マヤの人々の暮らしや儀式について知れると面白いですよ。フローレス島にある旅行会社からツアーを予約しました。
日の出ツアーに参加。朝3時にフローレス島を出発して現地に4時半ごろに到着。そこから真っ暗な中一番高い第4号神殿を目指し山道をひたすら歩きます。真っ暗な中、地面にライトを当てるとキラキラしている。ガイドさん曰く全て蜘蛛だそうです。また道中かなりの近距離で聞こえる吠え猿の鳴き声が奇妙で心臓バクバク。ジャガーが出ることもあるそう。
雲で日の出は見えなかったですが、うっすらと雲の中に見える他の神殿がいくつか見えて何とも幻想的でした。
② Yaxha ヤシュハ遺跡
Tikalよりも少し規模が小さい遺跡ですが、筆者はティカルよりもこちらの遺跡の方が楽しかったです。曇っていて夕焼けは見れませんでしたが、一帯に広がる熱帯雨林と湖を一望でき本当に美しかったです。こちらの遺跡、入場料はティカルよりも安くQ80です。ティカルと同様Banruralで入場料を払います。現地でも入場券は購入可能です。筆者はホテルからツアーを予約していきました。
ガイドさんが地面の穴に枝を突っ込んだらタランチュラ出てきた。笑
で、アジア人だからいけるだろ!って謎なこと言われて触ることに、、、変な汗かいた(汗)
古代のマヤの人々が特別な儀式の時や蚊除けに使っていたお香の原料として使われていた木の蜜を枝で掬って匂いを嗅いでみたり、、
猿の子供が母猿の背中にくっついてるところや、嘴の大きなトゥカーノを観たり、、
ガイドさんによってかなりツアーの濃さが変わると感じました。マヤの歴史だけでなく野生の動物や虫を沢山みれて本当に楽しかった!
③ Isla de Flores フローレス島
ペテン・イツァ湖にはフローレス島と呼ばれる島があります。今回筆者はここを拠点として様々な場所を訪れました。上記のティカルやヤシュハを含めた様々な遺跡やビーチなどに行くことができます。このフローレス島には沢山の旅行会社がありますし、各ホテルからティカルやその他遺跡、ベリースなどへのツアーを予約することもできます。
今回はHostal inn de Peten に1週間滞在しました。ホテルのおじさんがとてもリラックスした感じの方で、とっても親切でした。近くの観光のことにとても詳しくて、ツアーの予約やリビングストンの船のことなども電話して確認してくれたり、現地の伝統料理やグルメを沢山教えてもらったり。フローレス自体は1週間もいなくてもいいかも、と正直思いましたが、他の観光客とホステルのおじさんとのおしゃべりの時間がとっても心地良く楽しかったです。
④ El remate エル・レマテ
ペテン・イツァ湖の東岸にあるビーチです。水は少しグリーンですが、湖なのに青い海のような透き通った色で臭みも無く、とても綺麗です。白い砂浜があるわけではありませんが、気持ちよく泳げますよ。ほぼプライベートビーチでした。
フローレスのサンタ・エレナにあるバスターミナルから、エル・レマテ行きのミニバスが出ています。30分ぐらいで大体Q20~25です。この辺りにバス停は無いので、帰りはフローレスまたはサンタ・エレナ行きのミニバスを道で拾います。日や曜日によるかもしれませんが、フローレスに帰るための最終のバスは4時で、それまでは大体30分ごとにバスが通るとのことでした。
⑤ San Miguel サン・ミゲル
フローレス島の向かいにある地域です。この写真だと奥に見えるのがサン・ミゲルです。フローレス島からサン・ミゲルに行く小さいボートが沢山あります。プライベートボートだとペテンシートにある動物園や、ロープスウィング、展望台に連れて行ってくれます。動物園の入場料金は忘れましたが、プライベートボートはQ150-Q200です。交渉にもよりますが、フローレス自体の物価が高いのとプライベートボートというので料金は高いです。San Miguelを少しみて回りたいだけであれば、公共のボートで行くのをお勧めします。サンミゲルに行きたいといえばQ5やQ10で連れて行ってくれます。展望台まで歩いていけるそうですが、筆者は道がわからず断念。正直あまり見所はないです。
サン・ミゲルにある小さなレストランで昼食。のんびりとした雰囲気で心地良いです。
ハンバーガーは牛を狩るところから?と思うぐらい出てくるまでに時間がかかっていました笑
第二章 アンティグアからフローレスへのアクセスとヒント
アンティグアからフローレスやティカルがあるペテン県に行くには、飛行機かバスを利用します。筆者はより経済的なシャトルバスにしました。アンティグア内には旅行会社が沢山あるので希望の時間と値段のものを探してみてください。相場は片道約Q300~400ぐらいです。
飛行機だと私が調べたときは日本円で片道約13,000円でした。バスだと半額ぐらいですね。
筆者は朝の6時に家まで迎えにきてくれて、夜の6時にフローレス島に着くシャトルバスにしました。というのも、夜行バスだと朝の5時や6時のまだ暗い時間にホテルまで歩かないといけないんです。
そしてここ重要です。
フローレス島まで行かずにサンタ・エレナという少し手前の地域にあるバスターミナルまでしか行かないシャトルもあります。そのバスターミナルからフローレス島までは意外と距離があります。またサンタ・エレナ(特にバスターミナル周辺)の治安があまり良く無いので、中米の一人旅に慣れていない方は特に夜に歩かない方がいいです!絶対お勧めしません。
まだ暗い早朝に着くバスだと、ターミナルからホテルまでの足が無いなんてことも、、トゥクトゥクはQ30と割高で、ホテルによっては有料で送迎をしてくれるところもありますが、チェックインの時間なども考えると、筆者はアンティグアを早朝に出て夕方に現地に着くバスをお勧めします。
なのでバスを探すときは
①フローレス島の橋を渡ったところまで連れて行ってくれるバスかどうか
②出発と到着の時間
*また家まで迎えに来てくれるのか
これらを確認しましょう。
この地域の伝統料理はご存知でしょうか?まずは湖の周辺ということからお魚がよく食べられます。
この地域で食べられる魚は主に2種で、Tilapiaとpescado blancoです。フリト(揚げ)にして食べます。
泳いだまま揚げられたみたいですよね。笑
筆者は2種類とも食べました。アンティグアに普段住んでいるとあまり魚を食べる機会が無いのでずっと魚が恋しかったんです。塩で食べるシンプルな白身魚は絶品でした。
あまり安くは無いですが、フローレス島に1店だけ他の店の半額ほどの値段Q35でお魚のフリトを食べれるお店があるんです。看板に出ているので探してみてください。
Bollo (豆や肉が入ったタマル)
写真の一番下のものがbollo ボジョです。
これはmajar マハル。ブランマンジェという役になりますが、シナモン濃いめのとろとろプリンという感じです。
左からtacoとtakitosですが、この地域ではtakitoはtaco duroと呼ぶそうです。ビールによく合うやつ。笑
これらbollo、majar、tacosなどはフローレス島とサンタ・エレナを繋ぐ橋の上に出ている屋台で食べることができます。毎日午後に出ています。食あたりは全くなかったです。地元の方曰く、地元で人気のお店の一つだそう。行列や、夜には売り切れになることもあるそうです。これら以外にもお惣菜やケーキ、飲み物も売られていました。値段もお手頃で美味しいですよ。
フローレス島はレストランが本当に高いんですよ。Q35ほどで食べれるお店もありますが、多くのお店がQ70以上が相場で、ピザやハンバーガーなどが多い印象です。なのでこういう地元の料理を安く美味しく食べれると本当に助かるし楽しいです。
シキンチェのエンパナーダ
それからこれも地元の方に聞いた地元の料理。
MamaLinaと呼ばれ親しまれているおばあさんが作るエンパナーダ。この時期に採れるシキンチェと呼ばれるキノコが入ったエンパナーダです。
飲み物やトスターダも売られています。値段もお手頃で美味。
それからこれは豆、卵、チキンマヨのサンドイッチ
またまたbollo。これら2枚の写真は、サンタ・エレナからフローレス島に渡ってすぐのところにある屋台のご飯です。小さな椅子もありその場でも食べられます。
まとめ
いかがでしたか?今回はペテン県のフローレス島周辺の観光情報についてでした。せっかくグアテマラに来たなら是非遺跡を訪れてみてください。文明と自然の織りなす風景がなんとも言えなず幻想的で感動しました。
筆者はその後リオ・ドゥルセ、リビングストンを訪れました。次回はそれについてまとめたいと思います。
それではまた次回!